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【目標を実現する】アスリートのための計画づくりのコツ

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選手の皆さん、明けましておめでとうございます。今日から2021年がスタートですね^^
今年はどんな1年にしたいですか?前回のコラムでは、目標設定について書いていきました。
そこで今回は、目標設定後の【計画づくり】についての記事を書いていきたいと思います。

目標設定をした後、具体的な行動につながりづらいという選手は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

今回は「アスリートの計画づくり」について、以下の3つの項目を書いていきたいと思います。

①計画を実行することは、ものすごく難しい
②計画を立ててみよう
③実行するときに意識したいこと

それでは、以下で早速詳しく書いていきますね。

①計画を実行することは、ものすごく難しい

まず、1つ目に「計画を立てて、その通りに実行することは、ものすごく難しい」ということについて書いていきたいと思います。
これを書く理由としては、「うまくいかなかったときに、落ち込まないようにする心構え」を作ってほしいからです。

例えば、
明日から自主練を頑張ろう!と決めたものの、モチベーションが続かない…
など、最初はテンションが上がって決めた目標も、時間と共に気持ちが薄れてしまい、実行できなくなってしまうことは、経験したことのある選手も多いのではないでしょうか?

このように、目標を立てるときに、私たちは自分の実行力を過大評価してしまうことが多いと思います。

そこで、まず意識してほしいことが「計画を実行することは難しい」ということです。
失敗して当たり前ということを、最初にしっかり意識していきましょう。
そうすることで、【できなかったときのダメージ】から身を守ることができます。
(ダメージを少なくしておくことで、その後回復して、また再出発するまでの期間も短くすみます^^)

計画づくりを始める前に、まずは「失敗して当たり前」という、できなかった自分を責めない心構えを作ってみてくださいね。

②実際に計画を立ててみよう

それでは、「計画づくりは難しいこと」を意識した上で、実際に計画を立ててみます。
ご自身なりの手順で、計画を立てることもOKですが、慣れていない人のためにも計画づくりのステップをお伝えしていきますね^^

==================

1.紙を用意する
2.目標と達成時期を書き込む
3.その時に手に入っている「心・技・体」をそれぞれ書く。
(例)心:自分のスパイクに自信を持っている/技:新しいフォームの完成、体:インナーマッスルがうまく使える…etc
4.いつまでに何ができれば良いのか、小さな目標を1か月ごとに置いていく
5.そのために何をすることが必要か、すべて書き出す
6.やるべきことをスケジュールに当てはめて考える
7.最終的に、微調整しつつ1週間ごとの目標に落とし込む

==================

1年間や数か月など、比較的長期間の目標の時には、まずは1か月おきの小さな目標を置いていくと、「今やるべきこと」が少し具体的になり取り組みやすくなっていきます。
さらに、最後は週ごとの目標に落とし込み、より具体的・現実的に見えるように工夫していきましょう。

このようなざっくりとした方針(抽象的なもの)月単位や週単位の小さな目標(具体的な物)を頭におくだけでも、頭の中が整理され、実行に移しやすくなっていきますよ。

③実行にうつす:毎日5分で達成できる目標を決めて実行しよう

そして、これらの計画を実行する際に意識してほしいことが、さらに「超短期」の目標を設定しようということです。
そのために、【毎日5分で達成できる目標】を決めて、実行してほしいと思います。

計画を実行する中で特に難しいことが、【やるべきことが多く長期間である場合】です。そして長期戦になればなるほど、状況が変わっていく可能性も高く、計画通りに再現していくことは非常に難しくなります。
アスリートだと特に、身体のコンディションやケガの問題もよくあるので、長期的な計画がその通りに実行できないことはよくあると思います。

そこで、実行する際には「週ごと」や「1日ごと」などの「超短期」の目標を意識し、さらにそれを踏まえたうえで【5分で達成できる小さな目標】を、まずは決めて実行してほしいと思います。

(例)
■スイング10本を、脱力・緊張の緩急を意識してする

このように「5分で達成できる目標」という最小単位に落とし込むことで、ぐっと行動しやすくなります。

そして、最初の一歩目の「5分で達成できる目標」を設定しクリアできたら、それを1日にいくつもこなすイメージで、その都度設定し、クリアしていきましょう。
漠然としていた目標を「5分間」の縛りで細分化し、いくつも用意することで、より具体的な行動につながりやすくなっていきますよ^^

また、そのときのポイントとして・・・
なるべく客観的にわかる指標(数字など)を置いておく方が、「できた!」という喜びも高まるので、「質」と同時に「数値」などの指標も意識してみてくださいね。

********
今回は、「アスリートのための計画づくり」というテーマでコラムを書いていきました。計画と実行をセットで実践していくことは非常に難しく、慣れが必要です。そして、1年単位など比較的長期間でのスケジュール管理のあるアスリートには、必須の能力ですよね。ぜひこの機会に、自分で目標と計画を設定し、マネジメントの力も高めていってくださいね^^

-思考, 目標

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