スポーツをやっていると、やる気の高い日・低い日があり、なかなか安定してモチベーションを保つことが難しいということがよくあると思います。
今回は、そのような【やる気を高める方法】について、大きく分けて2つの方法を紹介していきます。
この記事を読むことによって、万が一やる気が落ちてしまったときの対処法が分かるので、特に【やる気に左右されやすい選手】はぜひ読んでみてください。
やる気を高める方法は2つある
やる気を高める方法は、大きく分けて2つあります。
①自分の内側と向き合う(アウトプット)
②外から刺激を取り入れる(インプット)
シンプルにまとめてしまうとこの2つなのですが、次項で詳しく解説していきます。
①自分の内側と向き合う
1つ目は、自分の内側と向き合うということです。これは、アウトプットの作業となります。ただ、これだけだと抽象的で分かりにくいので、具体例を出していきますね。
例えば、「なぜ、この競技をやっているのか、改めて考えてみる」「将来的にはどんな結果を出したいのか考える」などが、自分の内側と向き合う作業(アウトプット)、ということに分類されます。
なぜアウトプットになるかというと、自分が考えていることを改めて言語化していくという作業があるためです。紙に書いたり、人に説明したりすると、なお理解が深まるかもしれませんね。
このように、【自分の中で考えを深めていく作業】というものが、内側からやる気を高めることにつながっていきます。
例えば、なぜ競技をやっているのかが分かると、日頃から納得して練習に取り組めたり、結果を想像しながらトレーニングに取り組むことができますよね。
さらに、競技を行う理由だけではなくて、普段の練習ではどんな工夫ができるのか、自分らしいプレースタイルとは何か…等々、日頃、アウトプットしていないだけで、自分の中には無限のアイディアが潜んでいます。
このように、頭の中にあるものを取り出したり、アイディアを出してみたり、改めて言語化したりすることが、やる気を高めることにもつながっていきますよ。
② 外から刺激を取り入れる
2つ目は、外から刺激を取り入れる(インプット)ということです。
具体的には、「音楽を聴いてテンションを上げてみる」「憧れの選手の動画を見る」「競技についての勉強をする」等々…外からの刺激を利用して、モチベーションを高めることができます。
このように、外からの刺激を利用して、やる気が高まったという経験をしたことのある選手も、多いのではないでしょうか。
例えば、陸上の世界大会が始まるシーズンは自分もモチベーションが高まる!
卓球の世界大会があるシーズンは、良い選手のプレーをみてモチベーションを高めている!
というように、自分にとってのやる気を高める刺激、というものを理解しておくと、必要な時に刺激を用意したり、刺激のある環境に身を置いたり、というように工夫ができますよね。
まずは、自分のやる気を高めてくれそうな【刺激】というものを探してみてはいかがでしょうか?
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以上、やる気を高めるための2つの方法についてご紹介しました。
まずは、アウトプット・インプットそれぞれの方法を、思いつく限り書き出してみることがおすすめですよ。