選手のためのスポーツ心理学

心理学の専門家が【今日から現場で使えるスポーツ心理学の知識】を発信中。

振り返り 練習

【練習の生産性を爆上げする】「秒単位」の振り返り

投稿日:2020年7月22日 更新日:

選手の皆さん、【練習の質を向上させる】ために、どのような工夫をしていますか?

今回は、そんな生産性を高めてくれる【秒単位で振り返りをする】方法についてご紹介します。

一分一秒にこだわり、生産性や成果を求めたい選手は、ぜひ明日からトライしてみてくださいね。

「秒単位」の振り返りをやってみよう

集中力や生産性を高めてくれる「秒単位」の振り返りの【やり方】と【コツ】は以下の通りです。

①やり方:3つの問いかけを常に意識する

②コツ:今の状態を常にモニタリングしておく

それでは、以下で詳しく見ていきましょう。

①やり方:3つの問いかけを常に意識する

これを実践していくことで、良いパフォーマンスをするために「自分で自分をコーチングしていくこと=セルフコーチング」が可能になっていきます。
毎分毎秒、常に頭を使って練習に取り組むことで、日頃の代わり映えしない練習が【意味のある練習】に変化していきます。
「秒単位」で振り返りをするために、常に以下の3つの問いかけを実践していきましょう。

============
1.今何が起きている?

2.本当はどうなりたい?

3.そのために自分ができることは?
============

この3つの問いかけを、練習中、動きの合間合間に取り入れていきましょう。例えば、野球選手ならば次のように活用していくことができます。

(例)野球選手
■バッティング練習の合間に、活用する。
1.今何が起きている?
身体の状態が、疲れているので少し硬いような感じがする。
そのせいで動きが鈍い感じがする。

2.本当はどうなりたい?
キレがあって、ミートしている、バッティングがしたい。

3.そのために自分ができることは?
キレを生み出すために、【脱力】【緊張】の緩急を意識してみる。
ボールに当たる瞬間だけ、力を入れる。

この問いかけは、どのような練習にも使っていくことができるので、こまめに問いかけて毎回毎回のプレーの改善に取り入れていきましょう。

②コツ:今の状態を常にモニタリングしておく

この3つの問いかけを使う上でのコツとして、【今の状態を常にモニタリングしておく】ということがあります。

理由は、現在の状態を分かっておくことが【スタート地点】だからです。

まずは、先ほど紹介した3つの中の最初【1.今何が起きている?】を常に自分の中で分かっておくことで、「秒単位」の振り返りを始めることができますよ。
まずは【現状把握をする】ということを、ぜひ意識してみてくださいね。

*******
練習中、試合中、プレーの合間合間にこのような問いかけを取り入れると、体だけでなく頭もかなり疲れるかもしれません。しかし、毎日毎日、毎秒毎秒、このような問いかけを行うことで、振り返りが習慣になっていきます。
誰よりも早く成長をしたいという選手は、ぜひ取り入れてみてくださいね^^

-振り返り, 練習

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

練習と練習の間が肝心!成長速度を高める習慣をつくろう

選手の皆さん、練習前や練習後など、練習以外の時間をどのように過ごしていますか?今回は、練習と練習の間でできる【成長速度を高めていくための習慣作り】をご紹介したいと思います。練習の効果を高めたい選手、常 …

練習が辛い選手に意識してほしいこと【主体性を高める思考3つ】

結果を出したい選手ならば、毎日の辛い練習やトレーニングもコツコツとこなしていかなければなりませんよね。 しかし、「今日はどうしても気分が乗らないな・・・」「練習したくないな」という気持ちになる日を経験 …

【選手がやるべき】記憶、感情、思考を総動員する“絵日誌”のススメ

練習の質を高めたい選手であれば、毎日の練習後の日誌が、日課になっている方も多いですよね。今回は、【記憶、感情、思考を総動員する】圧倒的にコスパの高い「絵日誌」のつけ方について、ご紹介します。 絵が得意 …

セルフでできるメンタルトレーニング①【自分のプレーに自信をもつ】

競技をやっていると、本番発揮や日々の練習の中で「自信をつくりたい!」と強く思う選手も多いと聞きます。今回は、【自信を作る】ための、1つの方法についてご紹介したいと思います。今日、明日から実践できること …

アスリートに重要な【仮説と検証の意識】

日々の練習がただ「こなすだけ」になってしまい、効果を実感できていない選手は意外と多いと聞きます。 身体にも負荷がかかる練習を、意味のないものにしてしまうともったいないですよね。 今回は、そのような「意 …