「試合中に雨が降ってきたからイライラする…」「仲間が思い通りに動いてくれなくてむかつくな…」このように、自分がコントロールできないものに引っ張られてしまい、【今自分にできること】に集中ができなくなってしまった経験はありませんか?
今回は、【自分にコントロールできることに集中するコツ2つ】についてご紹介していきます。練習・試合、そして日常に使うことで、常に良い意識状態で過ごすことができ、生産性が高まります。
コントロールできるものに集中するコツ
世の中には、自分にコントロールできるもの・できないものがあります。
スポーツをやっているとき、日常生活を送っているとき、そして仕事をしているとき…環境に引っ張られてしまうことがあると思います。
そんな中、【今自分にコントロールできるもの】に集中していくことで、余計な感情を抱かず、結果的に良いパフォーマンスを発揮することができます。
そんな、コントロールできるものに集中していくコツは以下の2つです。
①コントロールできるもの・できないものを分類してみる
②「本当はどうなりたのか」常に握っておく
それでは、早速次項で解説していきます。
①コントロールできるもの・できないものを分類してみる
1つ目は、「コントロールできるもの・できないものを分類してみること」です。
そもそも、何が自分にコントロールできて、コントロールできないものなのかを分かっておくと、「自分が今やるべきこと」が見えやすくなります。
具体的には、紙に書き出しながらやってみることがおすすめです。
例えば、天気や試合会場、仲間のコンディション、etc…は自分にコントロールすることができませんよね。
そして、自分の行動、思考、言葉、etc…は自分自身で変えていくことができますよね。
このようにして、自分にできること・できないことを明確化していくことで、生産性のない感情に引っ張られることなく、集中することができます。
②本当はどうなりたいのかを常に握っておく
「本当はどうなりたいのか」を握っておくことがなぜ大切かというと、「自分が今やるべきことを見定めるため」の判断基準になってくれるからです。
例えば、「今日は試合で雨が降ってしまう。なんだか気乗りしないな…」という状況があったとします。
ここで、「本当はどうなりたいのか?」ということを問いかけることができると、「仲間と一緒にプレーを楽しみたい!」「自分のすべてを出し切りたい」などと、目的を確認することができます。
このように、大きな目的が確認できると、自分のワクワク感・プレーを楽しむ気持ちにもつながりやすくなってきます。
そして、「そのために今自分にできること」が、さらに生産性の高いものとなってくれるのです。
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今回は、コントロールできるものに集中するコツについてご紹介しました。
コロナウイルスで練習時間がなかなか確保できない状況ですが、2つのことを意識して、ぜひ【今自分にできること】に集中していってくださいね。