「今日の練習はモチベーションが上がらないな…」「疲れが残っていてやる気がでないな…」というように、モチベーションの維持に難しさを感じている選手も多いと思います。
そこで今回は、【モチベーションを維持するコツ】についてご紹介します。
やる気があるとき・ないときの波が激しいという選手は、ぜひ参考にしてみてください。
モチベーションを維持するコツ
モチベーションを維持する、具体的なコツは2つあります。
①目的確認(未来にどうなっていたいのか、を握っておく)
②仕組みづくり
それでは、次項で解説していきますね。
①目的確認をする
モチベーションを維持するコツの1つ目は、【目的確認をする】ということです。
選手の皆さん、ここに来るまでのそれぞれのストーリー、そして、これからのストーリーが1人1人違う形であると思います。
自分にとっての競技をやる意味、自分が競技をやるうえで大切にしたいこと、どんなものを手に入れたいのか…etc
このように【自分が競技を何のためにやっているのか】という目的を忘れずに握っておくことが、競技を頑張る大きなエネルギーになると思います。
練習以外にも、授業があったり仕事があったり、忙しい毎日だからこそ、【目的確認】をこまめにすると、大切なことを握って練習に取り組めますよ。
自分にとって、競技をやる意味を、今一度見つめなおしてみましょう。
②仕組みづくりをする
2つ目のコツは、【モチベーションが上がるような仕組みづくりをする】ということです。
これはそもそも、モチベーションが自然と上がるような仕組みができていないから、やる気がなくなってしまう、という考え方です。
例えば、毎日16時からの部活へ行くとき。いつも「行きたくないな~」「だるいな~」と思いながら、体育館へ向かう選手がいるとします。
そこで、【モチベーションが上がる仕組みづくり】として【部活に行く前、過去の試合の動画を見る】という刺激を入れてみる、という工夫が一つ考えられます。
このように、その選手にとって【モチベーションの上がる何か】を練習前に取り入れたり、練習後にご褒美をつくったり、色々な刺激の取り入れ方があると思います。
その選手に合った、【モチベーションが維持できる仕組みづくり】を改めて考えてみましょう。
実際にやってみよう
ここからは少し作業です。以下のことを紙にかきだしみてましょう。
①目的確認をする
競技をやる中で、あなたが大切にしたいことは何ですか?
競技をやる意味とは何ですか?
目標達成ができると、どんな未来を創ることができますか?
②仕組みづくりを考える
モチベーションが一番下がるときはいつですか?
そのときの状態をよくするために、練習前、練習中、練習後に何か工夫できることは?
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モチベーションが上がるとき、下がるときは誰しもあると思います。
まずは、下がっていることに気づき、目的確認でリカバリーすること、そして仕組みづくりをすることで、練習の質を高めていくことができるのではないでしょうか?ぜひ、日頃の練習から試してみてください。