学生アスリートの皆さん、【メンタルコーチは、トップ選手にこそつくべきもの】と思ってはいませんか?
今回は、学生アスリートこそメンタルコーチをつけるべき理由についてお話していきます。
自分史上最高のパフォーマンスを発揮したい選手は、ぜひ最後まで読んでみてください。
学生アスリートこそ、メンタルコーチをつけるべき理由
学生アスリートこそメンタルコーチをつけるべき理由は3つあります。
①自分会議が圧倒的に足りない
②自由な時間が多いから
③競技経験を次の人生につなげたいから
次項で詳しく解説していきます。
①自分会議が圧倒的に足りない
トップアスリートと比較して、多くの学生アスリートの皆さんは、圧倒的に【自分会議】が足りていないことが多いです。
自分会議とは、【強くなるための、試合でパフォーマンスを発揮する為の、試行錯誤】のことです。
それは、決して能力が低いということでなく、学業やアルバイトとの両立だったり、競技に割ける時間というもの自体が少ないことが関係しています。
学生アスリートこそ、【自分会議に最大の伸びしろ】があり、メンタルコーチをつけることで、言葉にする機会が増え、飛躍的に思考量が増えていきます。
(メンタルコーチは、メンタルトレーニングとは違い、【言葉にしてもらうことで気づいてもらう】というコーチングをベースにした関わりとなります)
競技1つにとっても、技術・体力・メンタル・栄養・睡眠、などたくさんの伸びしろがあるなかで、【試行錯誤をする時間】を改めてとるということで、圧倒的に競技力を高めていくことができます。
②自由な時間が多いから
2つ目の理由は【自由な時間が多いから】です。
さきほど、「学生アスリートは学業とかアルバイトで忙しい」と言ったじゃないか!と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ここでいう【自由な時間】とは、【自分で管理しなければならない時間】ということです。
例えば、大学生の授業は、自分の履修次第で比較的自由な時間割の作り方ができたり、空き時間には特に制限なく過ごせたり、と【自分で選択して過ごす】時間が圧倒的に増えますよね。
そこで、競技力を高めるために、生産性を高めるために、より良い時間の使い方はできているか、が肝になります。
しかし、社会人経験のない学生アスリートが、自分一人でタイムマネジメントををしたり、努力を継続する仕組みづくりをするということは、ハードルが高いことだと思います。私も学生時代は苦労しました。
そこで、よりよい時間の使い方について、まずは言葉にしてみることができる人、自分の努力を見ていてくれる人、が近くにいるだけで、生産性が爆上がりしていきます。
話を聴いてもらうだけでなく、【できたら報告する】という仕組みをつくるだけで、勝手に努力できる体質になることができます。
メンタルコーチをつける、ということで時間の使い方の質が圧倒的に高まっていきます。
③競技人生と人生全体を統合したいから
3つ目の理由は、【競技人生と人生全体を統合したいから】です。
これは、本気でスポーツをやる時間は限られていて、人生全体の中の一瞬に過ぎないということ、そして、競技を引退した後も、長い人生が続いていくということです。そんな中で、この競技人生があったからこそ、そのあとの素敵な人生を送ることができた、という【かけがえのない時間】【かけがえのない学び】を競技の中で得てほしいと思います。
そこで、自分の人生全体の中で、この競技をやることがどんな意味になるのか?
これからの人生を豊かにしていくために、今できることは何か?
自分の将来を見据えながら、人生全体を大切にしながら、その中で【競技をやる意味】を自分の中に軸として持っておくと、さらに【充実した人生】【充実した競技生活】につながっていくと思います。
これからも、さまざまな経験が待っている学生アスリートの皆さんだからこそ、メンタルコーチに自分の夢、人生、競技をやる意味…そんなことを言葉にしてみて、自分会議をしていくことが、豊かな人生につながっていくのではないでしょうか。
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以上、学生アスリートこそメンタルコーチをつけるべき理由について書いていきました。
人は言葉にすることで、成長が加速していきます。コロナで外出自粛が続く中だからこそ、ぜひメンタルコーチをつけて【自分会議を爆上げする】【時間の使い方を有効化】することにチャレンジしてみてくださいね。