選手の皆さん、イメージトレーニングという言葉を聞いたことはありますか?
スポーツの世界ではよく使われる言葉なので、聞いたことのある人/実際に取り入れたことのある人も多いのではないでしょうか。
今回は、【理想のプレーをつくるためのイメージトレーニング】についてご紹介していきたいと思います。
試合での実力発揮ももちろんですが、まずは練習で「良いフォームをつくる、良いプレーをできるようになる」という観点で日々の練習から取り組んでほしいことを書いていきたいと思います。
1.イメージトレーニングで理想のプレーをつくる
まず最初に、イメージトレーニングで理想のプレーをつくる、とはどのようなことなのか書いていきたいと思います。
ここで言うイメージとは、頭の中で想像される映像だったり画像だったり文字だったり・・・のことを指します。
そして、この頭の中でイメージすることを使って、実際のプレーをより良いものにしていこう、という話になります。
例えば、これまでスポーツをやってきた中で、既に「頭の中で理想のフォームをイメージしてから、プレーを行う」など自然とイメージを用いている選手もいらっしゃるかと思います。
今回は、その延長線のお話です。
まずは鮮明にイメージすることで、そのプレーを実際に再現しやすくする方法となります。
既に、自然とイメージを使ったことのある選手も多いかと思いますが、より効果を高めるために、以下の方法も参考にしてみてくださいね。^^
2.イメージトレーニングの方法
それでは、イメージトレーニングを用いて理想のプレーを作っていくための方法をご紹介していきます。
今回は、1人でもやりやすい「紙に描きながらイメージする」方法を提案したいと思います^^
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①頭の中で再現してみる
まずは、理想の動き/理想のプレーを頭の中でイメージしてみましょう。
何か憧れの選手のイメージがあるならば、それを思い浮かべてみてもいいですし、自分の中で理想のプレーのイメージがあるならば、それを頭の中にイメージしてみてください。
より正確に、鮮明にイメージができると次のステップにも進みやすいので、なるべく詳細に思い浮かべるよう、心がけてみてください。
②理想のプレーをコマ送りで紙に描いてみる
それでは次です。
次は、理想のプレーやフォームをさらに鮮明に叩き込むために、コマ送りで絵を描いてみます。
棒人間などの簡単な絵で良いので、4コマ~6コマくらいに分けて、それぞれの局面を絵で表してみてください。(予想以上に難しいと思います。(笑))
例えばこんな感じ↓(雑な例です^^;)
これをやることによって、正確なイメージを何度も頭の中で思い描くことになります。絵で表すことはかなり難易度の高いアウトプットなので、理想のプレーを頭の中で再現する絶好の機会となります。
描いた絵については、より理想のフォームに近づけるために、何度でも描き直してみてください。(妥協せず、何回も描き直してみることもコツの一つです)
②そこに、解説を加えていく
4コマ~6コマくらいの絵を描くことができたら、今度はそこに解説を加えていきます。
先ほどの例でいうとこんな感じです↓
プレーの全体像がイメージできたと思うので、今度は局面ごとに解説を書いて、プレーを行うときに意識したいこと/局面ごとのポイントなどを確認していきましょう。
これを行うことによって、実際にプレーをするときに注意したいことが明確になります。
なんとなくプレーをするよりも、どこを意識するとより良い動きになるか考えておくことで、より理想のプレーを習得しやすくなっていきます。
(例では、1,2行ずつ書いていますが、もっと詳細に解説を加えてみても良いです)
④そのイメージを用いて、実際にプレーを行ってみる
以上の手順が終わったら、ぜひ練習の場で実際にやってみて、理想のプレーを再現する機会をつくってみてください。
実際に体を動かしてみると、また新たな発見や気づきがあると思います。
身体を動かしなら、必要であればイメージを修正しておきます。
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今回は、イメージトレーニングを用いて理想のプレーをつくる、といったテーマで記事を書いていきました。
練習の場面だけでは、なかなか理想の動きをつくるまでに時間がかかると思います。そこでイメージの力を借りて、少しでも探求する時間を確保することで、コツをつかみやすくなることにもつなげていくことができると、良いのではないでしょうか。