選手の皆さんこんにちは。今日のテーマは【継続】についてです。
競技生活をしていると、自主練や日常生活の中で、地道にコツコツとトレーニングや勉強を積み重ねることも大切になってきますよね。
しかし、なかなか自分の思うように継続ができないことも多いと聞きます。
そのため、今回は【継続できる選手のメンタルの特徴2つ】について解説していきます。
コツコツと続けることが苦手な選手の皆さんのヒントになりましたら幸いです。
継続できる選手のメンタルの特徴2つ
早速ですが、継続ができる選手のメンタルの特徴はこの2つです。
①自分のやり方を知っている
②細分化するスキルがある
では、この2つについて、次項で解説していきます。
①自分のやり方を知っている
これは、【自分の好き・得意】などの長所をいかに知り、活かすことができているかということです。
理由としては、これを知って実践することで「自分にとっての「快」が沢山増え、努力をすることが楽しくなっていくから」です。
例えば、読書が好きな選手の場合、【本で得た知識を技術練習で実践してみる】という日々の継続などが考えられます。このような選手はいきなり実践をするよりも、理屈を知ってからトレーニングをしたほうが、やりやすいということがあるのかもしれません。
また、それとは逆に、先に体で実践してみてから、後から理由を知る。という方がしっくりくる選手もいらっしゃるのではないかと思います。
そして、その中間の選手もいるかもしれません。
このように、技術の習得1つとっても、選手に合ったやり方というものは1人1人違います。
そのため、選手1人1人が自分自身を「よく知る」努力をし、自分に合ったやり方に色々なものをカスタマイズする必要があるのです。
【自分に心地よいやり方】で努力し続けることができると、成長を加速させられますよ。
②目標を細分化するスキルがある
2つ目の特徴は、【目標を細分化する】スキルがあるということです。
これは、「長期目標をいかに毎日の練習に落とし込めるか」ということにつながります。
例えば、高校球児の目標として「甲子園にレギュラーで出場する」ということがあるとします。
このような長期目標を立てたときに、毎日「甲子園に出場する」と念じていても、具体的な行動がついていかなければ、体力や技術ともに向上していきませんよね。
そこで、長期目標を実現していくために、現実的・具体的な毎日の目標を決めていくスキルというものが、とても重要になります。
「えー、そんなこと言っても毎日の練習メニューがすでに決められているよ…」という選手も中にはいるかもしれません。
しかし、そんな中でも、「今日はバッティングをする前にルーティーン動作を試してみる」という【自分の中での実験】は設定できると思います。
そんな小さな小さな実験を自分の中で設定できるというスキルが、質の高い継続につながっていきます。
長期目標から毎日の練習に落とし込む作業は、考える手間もかかりますが、粘り強く取り組み、細分化できるスキルを身に着けていきましょう。
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以上が、継続できる選手のメンタルの特徴2つでした。 このようなメンタルは後天的に身につくものなので、皆さんぜひ手に入れましょう。
今日の記事を読んで、具体的にはどんな風に実践していけばよいの?という声もあがりそうなので、後日記事にしていきますね^^